初めまして、グレイス歯科矯正歯科の加藤です。
今回は根管治療についてご説明します。
根管とは、歯の中に神経が通じている道があります。
根管治療とはその神経が虫歯によって痛みが出たり、歯の神経が虫歯によって感染してしまうと根っこの先端に膿の袋ができてしまい、根っこの中を消毒洗浄しなければなりません。
歯の中の神経は、歯の種類によって様々な形態があります。
それを場合よってはCTという三次元状で評価し根管内を精査していきます。
日本では、ラバーダムという薄いゴムのシートを処置する歯にかけて無菌下にて処置することが保険内では難しいため予後が良いとは言えません。
米国では、自由診療内での治療が当たり前のためラバーダム防湿しながらの処置をし予後が良いことが明白です。
ここで、当院でのラバーダム防湿をしながらの症例です。
ラバーダムをしながら処置をし状態が良くなったため被せ物を入れました。
症例です。
30歳 女性 左下が痛いで来院されました。
レントゲンを撮影し左下の奥から2番目に二次虫歯が見つかり根管内が感染していたため感染根管治療を行いました。
CTにて左下奥から3番目まで病巣が広がっていたのでラバーダム防湿を行い感染根管治療を行いました。
このように術前にあった大きい黒い病巣が縮小してきました。
ラバーダム防湿で感染根管治療を実施することで患者さんの1本の歯を守ることができて幸いです。
患者さんも喜んで頂きました。
このように病巣がありましたが、ラバーダム防湿を行い適切な処置を行うことで大きくて他院では抜歯になるケースを当院では保存する事が可能となります。
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