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【セルフチェック付】自分の口臭、実は周りに気づかれているかも?

 

こんにちは!

武蔵小杉グレイス歯科の諌山です。

皆さんはふとした瞬間に、「あれ、今自分の口、臭っているかも?」と不安になったことはありませんか?

電車の中、会議中、あるいはマスクを外した瞬間。口臭は非常にデリケートな問題ですので、親しい友人や家族であっても、なかなか「臭うよ」とは指摘しにくいものです。

つまり、指摘されないからといって「臭っていない」とは限らないのが、口臭の怖いところです。

今回は、自宅で簡単にできる口臭のセルフチェック法から、口臭の意外な原因、そして歯科医院でできる対策までを詳しく解説します。「もしかして」という不安を、今日で解消しましょう!

1. 【今すぐ実践!】口臭セルフチェック

 

まずは、自分の口臭の状態を客観的に把握してみましょう。以下の3つの方法がおすすめです。

コップ・ビニール袋テスト

 

1. 清潔なコップ、またはビニール袋を用意します。

2. 袋の中に一度息を吐き出し、手で口を閉じます。

3.一度深呼吸して鼻をリセットしてから、中の空気を嗅いでみてください。 ※これが、周りの人が感じている「あなたの吐息」に近い匂いです。

 

手首なめテスト

 

1. 手首を軽く舐めます。

2. 10秒ほど待って乾燥させます。

3. その部分を嗅いでみてください。 ※唾液が乾燥した時の臭いは、口臭の原因物質が濃縮されたものです。

 

舌の色チェック

 

鏡で自分の舌を見てください。

・全体的にピンク色: 健康的です。

・白〜黄色っぽい苔のようなものがついている: これは「舌苔(ぜったい)」と呼ばれ、口臭の原因の一つです。

2. 「口臭チェックリスト」あなたはいくつ当てはまる?

 

匂いだけでなく、日々の習慣からもリスクを判定できます。以下の項目に3つ以上当てはまる方は注意が必要です。

[ ] 朝起きた時、口の中がネバネバする

[ ] 歯を磨く時に歯茎から血が出ることがある

[ ] コーヒーをよく飲む、またはタバコを吸う

[ ] ストレスを感じることが多く、口が乾きやすい

[ ] 家族や親しい人に「口が臭う」と言われたことがある

[ ] 1年以上、歯科検診に行っていない

[ ] 食べ物が歯によく詰まる

3. なぜ自分では気づけない?「順応」という現象

 

「こんなに臭っているなら自分で気づくはず」と思いがちですが、人間の鼻には「順応(慣れ)」という機能があります。 自分の匂いは常に嗅いでいるため、脳が「異常なし」と判断して情報をシャットアウトしてしまうのです。これを「嗅覚の疲労」とも呼びます。そのため、自分では無臭だと思っていても、他人にとっては強烈な匂いであるという悲劇が生まれてしまうのです。

 

 

4. 口臭の80%以上は「お口の中」に原因がある

 

「口臭=内臓が悪い」と思われがちですが、実は口臭の原因のほとんど(8090%)は、お口の中にあります。主な原因は以下の3つです。

 

歯周病(最も深刻な原因)

 

歯周病菌は、

●歯周ポケットの中

●歯石の表面

といった酸素の少ない場所で増殖し、揮発性硫黄化合物(VSC)という強い臭いのガスを発生させます。

 

この臭いは

●腐った卵

●生ゴミ

のようなにおいが特徴で、歯みがきだけでは取り除くことができません。

 

舌苔(ぜったい)

 

 

舌の表面に白や黄白色に付着する舌苔も、口臭の大きな原因です。

舌苔は、

●細菌

●食べかす

●はがれた粘膜

が混ざり合ったもので、

特に起床時に口臭が強い方は、舌苔が関係していることが多くあります。寝不足や体調不良、口の乾きによって増殖し、酸っぱい匂いや独特の不快臭を放ちます。

 

唾液の減少(ドライマウス)

 

 

唾液には、

●口の中を洗い流す

●細菌の増殖を抑える

という大切な役割があります。

 

しかし、

●加齢

●ストレス

●薬の副作用

●口呼吸

などによって唾液が減ると、菌が爆発的に増え、口臭が強くなります。朝起きた時の口臭が強いのは、寝てる間に唾液が減る為です。

 

歯と歯の間の汚れ

 

歯と歯の間に残った食べかすは、数時間〜半日ほどで臭いを発生させます。

歯ブラシだけでは、歯間の汚れは6割以上残るとも言われており、フロスや歯間ブラシを使っていない方は要注意です。

 

5.時間帯別・口臭の強さの変化

 

口臭には、一日の中で「強くなるタイミング」があります。

 

 

起床時:唾液が減り、細菌が最も増殖しているため、一日で最大レベルに

食後:食べ物による匂いは一時的に出ますが、噛むことで唾液が出るため、実は細菌由来の匂いは一時的に下がります。

空腹時: 唾液の分泌が減り、膵液が分解される匂いが混じるため強くなります。

 

「誰にでも口臭はある」のですが、問題はそのベースとなる「基本の匂いレベル」が高いかどうかです。このベースを下げるのが、歯科医院でのケアになります。

 

 

6. 口臭を根本から消し去る3つのステップ

 

市販のタブレットやマウスウォッシュは、一時的に匂いを「上書き」するだけで、根本解決にはなりません。本気で消したいなら、以下のステップを踏みましょう。

 

ステップ1:プロによる「歯石取り」で歯周病菌を退治し菌をゼロに近づける

 

 

●歯石除去

●歯周病治療

●口腔内の状態チェック

 

口臭の大きな原因は「歯周病」です。歯周病菌が歯ぐきの溝(歯周ポケット)の奥で毒素を出す際、強烈な匂いが発生します。この菌は「歯石」という硬いバリアの中に潜んで増殖するため、自分では絶対に落とせません。歯科医院でこのバリアごと菌を徹底除去することが、口臭と歯周病を同時にくい止める唯一の方法です。

 

ステップ2:正しい「舌ケア」を習得する

 

 

舌苔を掃除しようとして、歯ブラシでゴシゴシこすっていませんか?実はそれは逆効果。舌を傷つけ、余計に菌が溜まりやすくなります。

 

ステップ3:フロスや歯間ブラシで「隠れゴミ」を一掃する

 

 

歯と歯の間に詰まった食べかすは、お口の中の体温(約37℃)と湿度によって、たった数時間〜半日以内に臭いを発生させます。

 

歯ブラシだけで落とせる汚れは全体の約6割程度といわれていて、残りの汚れは歯と歯の間や歯周ポケットにたまりやすく、口臭の原因菌が増殖する温床になります。そこで重要になるのが

フロスと歯間ブラシです。

 

前のブログでもお話しした「フロアフロス」の出番です!歯と歯の間に詰まった食べかすが腐敗すると、恐ろしい匂いを発します。これを毎日ごっそり取り除くことが、最も確実な口臭予防です。

 

※前回のBlog

歯科衛生士おすすめ! フロアフロス:もう手放せない!歯ぐきに優しい新習慣

【フロス】が向いている方

フロスは、糸状の清掃用具で、歯と歯がぴったり接している部分の汚れを取り除くのに適しています。

 

 歯と歯の間が詰まっている方

歯ブラシの毛先が届かない隙間の汚れを落とすには、細い糸状のフロスが最適です。

被せ物や詰め物が多い方

銀歯やセラミックの境目は二次カリエス(虫歯の再発)になりやすいため、フロスでの集中ケアが向いています。

歯並びが重なっている部分がある方

重なり合った部分は特に汚れが溜まりやすく、フロスを縦に通すことで効率よく清掃できます。

口臭が気になる方

口臭の原因の多くは歯間の食べかすやプラーク(細菌の塊)です。これを取り除くことで、高い消臭効果が期待できます。

 本気で歯周病を予防したい方

歯肉溝(歯と歯茎の境目)のプラーク除去には、歯ブラシだけでは限界があります。歯周病予防にはフロスの併用が必須と言えます。

 

※フロスを通したときに糸が臭う場合、その部位に細菌が多く存在しているサインです。

 

フロスの正しい使い方

●歯と歯の間にゆっくり通す

●歯ぐきを強く押さない

●歯の側面に沿わせて、C字型に動かす

●上下に23回動かす

勢いよく入れると、歯ぐきを傷つけてしまうため注意が必要です。

 

 

【歯間ブラシ】が向いている方

 

歯間ブラシは、歯と歯の間にすき間がある場合に効果を発揮します。

 

 

 歯茎が下がってきたと感じる方

加齢や歯周病の影響で歯の根元が見えてきている場合、その三角形の隙間を掃除するのに適しています。

 

ブリッジなどの連結した歯がある方

フロスを上から通せない場所でも、横から差し込める歯間ブラシなら汚れを落とせます。

 矯正装置をつけている方

ワイヤーなどの複雑な装置の周りを掃除するのに、ブラシの形状が非常に役立ちます。

フロス(糸)の操作が苦手な方

持ち手がある歯間ブラシは、指に糸を巻きつけるフロスよりも操作が簡単で、習慣化しやすいメリットがあります。

 

歯間ブラシは、歯周病による口臭対策に特に有効です。

 

歯間ブラシの正しい使い方

●歯ぐきに対して斜め上方向に挿入

●無理に押し込まない

●前後に23回動かす

●サイズが合っていないと効果が出にくい

 

※ サイズ選びがとても重要なため、歯科医院での確認をおすすめします。

 

 

フロスと歯間ブラシ、両方必要?

 

結論から言うと、すき間の状態によって使い分けることが大切です。実際、多くの方は場所によって使い分ける必要があります。

 

使うタイミングはいつがベスト?

 

11回、就寝前が最も効果的

●歯みがきの前でも後でもOKですが、歯磨き前に使用する方が清掃率は高いと言われてます

●大切なのは「毎日続けること」

 

皆様に伝えたい大切なこと

フロスや歯間ブラシは、「口臭が出てから使うもの」ではなく、口臭を出さないための習慣です。

最初は出血することもありますが、多くの場合、清掃が行き届くことで12週間で改善していきます。

 

7. まとめ:口臭は「改善できる」お悩みです

 

「もしかして自分は臭うかも」という不安は、自信を奪い、コミュニケーションを消極的にさせてしまいます。ですが、ここまでお話しした通り、口臭のほとんどは原因が明確で、解決が可能なものです。

自分でチェックして不安になった方、あるいは「大切な商談やデートの前に安心したい」という方。ぜひ一度、当院の検診にお越しください。

私たちは、あなたの口臭を「恥ずかしいこと」だとは思いません。お口の健康を保つための「大切なサイン」として受け止め、一緒に解決していきます。

自信を持って、至近距離で笑顔を見せられる毎日のために。まずは一歩、踏み出してみませんか?

 

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