こんにちは 武蔵小杉グレイス歯科の加藤です。
今回はインプラントをしたいにしても骨がない方に対して骨を作る工程についてお話しします。
インプラントは失った歯の代わりに、あごの骨に直接固定する人工の歯のことを言います。
構造は
フィクスチャー(人工歯根、インプラント体): あごの骨に埋め込むネジのような部分。主に体になじみやすい「チタン」製です。
アバットメント: 土台となるネジと、上の歯をつなぐ連結部分。
上部構造(人工歯): 外から見える「歯」の部分。セラミックなどで作られます。

その土台となるインプラント体は骨がないと埋入自体もできないので骨を足す作業が必要になってきます。
上顎の場合と下顎の場合で少し異なることがあるので今回は上顎についてお話しさせていください。
上顎には上顎洞という鼻と口が交通している空洞があります。
そこが感染してしまうと上顎洞炎 いわゆるインプラントによる蓄膿症が併発してしまいます。
なのでその上顎洞という空洞の膜を破らないようにしなければなりません。
人によって上顎洞までの距離が短い方や長い方がいます。
短い場合は上顎洞の膜を破らないよう下記の2つの治療方があります。
インプラントを埋入する穴から骨を持ち上げる:クレスタルアプローチ (ソケットリフト)


歯茎の横から窓を開けて膜を持ち上げ人工的な骨を入れる:サイナスリフト


今回はクレスタルアプローチ (ソケットリフト)についてお話しします。
上顎洞までの距離があるがインプラント体の長さの方が長いと骨に収まらないため骨を持ち上げる必要があります。
当院では初診時より、口腔内写真を撮影し その後CT(3次元上で骨の幅や高さがわかるレントゲン)でインプラントが可能かどうかを診断。
しっかり診断したのち処置していきます。
左上を抜歯後インプラント希望のため、CT撮影
骨の高さが少し足りないためクレスタルアプローチを実施しました。


クレスタルアプローチによって骨を3㎜挙上
毎日の「食事の楽しさ」や「人前で思い切り笑える喜び」を取り戻していただきたい。それが当院のインプラント治療の願いです。
外科手術を伴う治療だからこそ、当院では事前の精密検査(CT撮影など)を徹底し、安全性を最優先に取り組んでおります。
「自分にもできるのかな」「まずは話だけ聞いてみたい」といった小さな疑問やご不安にも、丁寧にご説明いたします。長年のお悩みを一人で抱え込まず、ぜひ私たちにお気軽にご相談ください。
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