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子どもの矯正はいつから?〜歯並びについて〜

子供の歯並びについて

 

こんにちは、武蔵小杉グレイス歯科・矯正歯科です。

 

皆さんは、子どもの歯並びが気になることがありますか?歯並びが悪いまま放置すると、見た目にコンプレックスを感じたり発音しにくくなったりするほか、虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。

 

今回は、子どもの歯並びについて詳しく解説します。歯並びが悪い状態、矯正を始めるべき時期や注意したい癖などもご紹介しているので、子どもの歯並びで悩んでいる方はぜひご一読ください。

 

 

歯並びが悪い状態とは?

 

子どもの歯並びが悪い状態はいくつかありますが、ここでは3つご紹介します。

 

1.上の前歯がすきっ歯

すきっ歯とは前歯に隙間ができている状態のことで、正中離開(せいちゅうりかい)とも呼ばれます。すきっ歯の場合、隙間から空気が漏れてしまい、発音に影響を及ぼすことがあります。特に、サ行やタ行の発音がしにくいケースが多いです。

 

2.下の前歯が重なっている
下の前歯が重なっているガタガタの歯並びは、「叢生(そうせい)」や「乱杭歯(らんぐいば)」と呼ばれます。生まれつき歯のサイズが大きいまたは顎が小さい場合、歯が並ぶスペースが足りず、下の前歯が重なりやすいです。

 

3.出っ歯
出っ歯は上顎の前歯が通常よりも前に出ている状態のことで、歯が前方に出ていることまたは骨格に起因することが多いです。出っ歯を治療せず放置すると、虫歯・歯周病のリスクが高まります。

 

いつから矯正を始めるべき?

矯正治療の開始時期は、子どもの歯が生え変わったタイミングが最適です。「6~7歳頃または小学生になる頃」を一つの目安にしてください。この時期に矯正を始めると、子どもの顎の成長を最大限に活用して、歯が並ぶためのスペースを確保することができます。

 

こんな癖がある子どもは注意

 

頬杖や指しゃぶりなどの癖は、子どもの歯並びに悪影響を及ぼす恐れがあります。家庭での取り組みだけで改善できない場合、歯科医師に相談することをおすすめします。ここでは、主な癖をご紹介します。

 

1.頬杖

頬杖をつくのが癖になっていると、片方にばかり力がかかってしまい、顎がズレて歯並びや噛み合わせが悪くなる可能性があります。背筋を伸ばして、姿勢よく椅子に座るように声がけしましょう。

 

2.指しゃぶり
指しゃぶりを長く続けていると、前歯に隙間ができたり出っ歯になったりと、歯並びが乱れやすいです。3歳頃までは自然に卒業できる可能性もあるので、心配する必要はありません。ただし、4歳以降は、指しゃぶりをやめられるように対策を講じる必要があります。

 

3.爪や唇を噛む

爪や唇を噛む癖も、歯並びや顎の成長に悪影響を及ぼす恐れがあります。特に、爪や下唇を噛む癖は、出っ歯の原因になりやすいです。

 

4.口呼吸
口呼吸は常に口を開けている状態のため、口周りの筋肉が弱くなってしまうことがあります。その結果、口が閉じにくくなり、前歯が出たり噛み合わせが悪くなったりする恐れがあります。鼻づまりが原因の場合は、耳鼻科を受診するとよいでしょう。

 

5.姿勢が悪い
姿勢の悪さも、歯並びの崩れにつながることが多いです。子どもに猫背、うつぶせ、横向きで寝るなどの癖があると、顎にかかる力のバランスが崩れやすいので、注意しましょう。

 

 

まとめ

今回は、子どもの歯並びについて解説しました。歯並びが悪い状態を放置すると、虫歯のリスクが高まります。子どもの歯並びや悪い癖がないかチェックして、気になることがあれば早めに歯科医院を受診することをおすすめします。

 

矯正治療を始めるのは、早ければいいというわけではありません。子ども一人ひとりに適したタイミングを見極める必要があります。子どもの歯並びが気になる方は、是非ご相談ください。

 

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